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飯14 イカ

魚介類が食べたい。
アメリカの真ん中の真ん中にある地方に住んでいると、
手に入る魚介類の種類が少ない、そして高いせいで
常に新鮮な魚に飢えています。
ティラピアとなまず以外はまず買えません。
なまずとティラピアも贅沢品です。
この間アジア系マーケットでイカを買ったのですが、
久々のイカを失敗するのが怖くて
しばらく冷凍庫に放ったままでした。
でついに調理に踏み切る。

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イカを捌くのって、何故かへこみます。
ぬるぬるの指を嗅ぎつつ感じる徒労感。
イカがとてつもなく不格好なのがまた。
で、これをイカと白菜の味噌炒めに。

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きょうの料理のウェブサイトからのレシピです。
磯臭いのがたまらなく嬉しくて
泣きそうでした。

日本は今頃秋の魚が旬に、
と考えるとやってられないので
ピザを頬張って性の勉強です。
今週はジュディスバトラー。
進まねえ。
# by surcredibility | 2010-09-24 16:04 | グルメ・クッキング

飯13 ズッキーニ

今日なんとなしにカメラを外に持ち出して
なんとなしに運転中撮影

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で?という感じの写真。
でもまあ食いもん以外のもの撮った記念。
飯はズッキーニスメトラーナ。
1969年発行のタイムズ紙レシピ。

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このレシピ本古いだけあって、
バターやクリームの量がすごいです。
でもそれがうまい。

これから授業での発表の準備。
ポルノを授業でどのように見せるか、
というのが僕のテーマです。
ポルノ学がメディア学の中で
ある程度の地位を築いて依頼
頻繁に言及されているテーマなので、
頑張らなければ。見せなければ。

あと全く関係ないけど、
ペギー・アーウェッシュのビデオが
面白かった。ネットに動画をあげている
実験映画作家は好感が持てます。

http://vimeo.com/9197535
# by surcredibility | 2010-09-21 23:34 | グルメ・クッキング

飯 12 レタス

勉強している分野の方向性を考慮して
渡米したので、特にアメリカ大好き、とか
いう事はありません。
でもたまに「アメリカ好き!」と思わせる
食べ物がたまにあります。
必ずしもうまい訳ではないのですが、
強烈にアメリカのステレオタイプな像を感じさせる
料理です。ライトなものでは塩ポテトチップスに
つけるクリーム系のディップ。
油脂+油脂の合わせ技。
あとアジア風料理店なんかに行くと
麺類料理の欄にたまに書いてある
「チキン、ビーフ、ポーク、豆腐からお選び下さい」
の表示。肉によって味変えないの?
ビーフとチキンだと大分変わってくるよ?
ていうよりこれに豆腐を合わせたらさらに味が
ぼんやりしない?と心配になります。
ソースが同じなら味も同じ、という豪快な見解
がアメリカらしい感じがします。
てかプロテインならなんでも代替可能ですか。

でこれが最近急に食べたくなって作ったもの。

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ウェッジサラダです。
1/4に切ったレタスにブルーチーズドレッシングを
かけるだけのサラダ。伝統料理らしい。
サブーかサバーかのウェブサイトを参考に
作ってみました。
http://www.saveur.com/article/Recipes/Iceberg-Wedge-with-Blue-Cheese

食ってみたら、予想通り
丸ごとレタスである意味が
あまり分かりませんでした。
にしても一体何がどう作用して
これを「いい盛りつけ」って思ったんだろうか。
この分からなさがちょっといい。
# by surcredibility | 2010-09-20 23:24 | グルメ・クッキング

飯11 カレー皿

アメリカにわたってから、カレー皿風な皿を持って
いなかったので、長い間カレー及び類似した料理を
全て丼で食べるという悲しい生活をしていました。
しかし今日やっとカレー皿っぽい皿
(店頭ではパスタ皿という名)を購入。
雑な性格と引っ越しの多い状況を考慮して
丈夫、軽量なコレールの皿を買いました。
で勢い余ってワンプレートランチ風の晩飯。

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で内容は大根と鶏の味噌煮と
ちんげん菜の和え物。

まずかったです。

味の傾向と盛りの違和感で。
# by surcredibility | 2010-09-20 01:24 | グルメ・クッキング

飯 10 にんじんケーキ

アメリカにわたってからかれこれ4、5年になりますが、
こちらで自炊していると自然とアメリカの料理サイト
をよく見るようになってきます。
やっぱり手に入る素材が日本とは違う為、
現地の素材(といっても安いものばかり買うので
あまり思い切って「現地!」ってな感じのものは
買えない。せいぜい変わった南瓜系統)
をうまく料理するにはどうしてもアメリカのレシピに
頼らなければなりません。

アメリカのレシピサイトの中でも人気な simply recipes は
特に良く使わせて頂いています。
初めて見つけたのはローストビーフのレシピを探しているとき。
「いかにいい肉を見分けるか」でなく「いかに安い肉をおいしく仕上げるか」
に重点を置いているのが気に入って、
それ以来、週4、5回の頻度でチェックしています。
なにがいいかというとレシピも結構いいのですが、
レシピの説明の仕方がうまそう。
作ってみてさほどうまくなかった時も、ページを読み返せば
「おれの作り方が悪かったんだろう」と感じてしまいます。
しばらく前、そこにのっていたにんじんケーキ(キャロットケーキ)
のレシピを作ってみました。
(http://simplyrecipes.com/recipes/carrot_cake/)

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このレシピがすごいのは、ココナッツだけでは飽き足らず、
パイナップまで入れてしまっている所。
でも、ルームメートの感想を聞くと、
「パイナップルはあってもなくてもいい」
との事です。
アイシング(上にのっているクリームチーズの
どろっとしたもの)
ですが、アメリカのアイシングの歯が
ときめいているような(キュン、という感じの
痛みです)甘みが嫌いなので、砂糖を3/1にして、
おろしたにんじんを合わせてみました。
こうしたらにんじん風味が強まる上、
自然な甘みも加わります。

友達からは「ファッキンベストキャロットケーキ」という
評価を頂きました。
でもアメリカ人は信じません。優しいから。
# by surcredibility | 2010-09-02 11:54 | グルメ・クッキング


アメリカ、貧乏、料理


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